片足立ちでふらつく方へ|安全に始めるバランス運動のポイント

靴下を履くときや階段を上るときに、以前よりふらつくと感じることはありませんか。
片足立ちは、足の筋力や身体のバランス機能を確認する一つの方法です。ただし、短い時間しか立てないからといって、特定の病気を自己判断することはできません。体調や床の状態、その日の疲労によっても結果は変わります。
まずは転ばない環境をつくる
バランス運動で最も大切なのは安全です。壁や安定した机のそばで行い、滑りにくい床を選びましょう。周囲の荷物や敷物を片づけ、転倒してもぶつからない場所を確保します。
椅子の背もたれを使う場合は、軽くて動きやすい椅子を避けてください。ふらつきが強い方は一人で行わず、家族や専門家に見守ってもらいましょう。
壁に手を添えた片足立ち
最初から手を離す必要はありません。次の順番で、無理のない範囲から始めます。
- 壁の横に立ち、片手を軽く添える
- 背すじを伸ばし、正面を見る
- 片足を床から少しだけ浮かせる
- 呼吸を止めず、5〜10秒を目安に保つ
- ゆっくり足を下ろし、反対側も行う
左右1〜3回程度から始め、安定してきたら壁にかける力を少しずつ減らします。時間を競う必要はありません。姿勢が大きく崩れる前に足を着きましょう。
支える足の「足裏・膝・お尻」を意識する
バランスを保つには、足裏だけでなく、足首、膝、股関節、体幹が協力して働きます。
支える足の親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点が床に触れている感覚を意識しましょう。膝を突っ張りすぎず、お尻が左右へ大きく流れない位置を探します。
難しい場合は、片足を完全に浮かせず、つま先を床につけたまま体重を片側へ移す練習でも構いません。
筋力トレーニングも組み合わせる
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人や高齢者に筋力トレーニングを週2〜3日取り入れることが勧められています。また、高齢者には筋力・バランス・柔軟性などを組み合わせた多要素な運動も推奨されています。
片足立ちだけに偏らず、椅子からゆっくり立つ運動や、かかとの上げ下げなどを組み合わせると、立つ・歩く動作に必要な筋肉を幅広く使えます。痛みのない範囲で少ない回数から始め、疲労が残るときは休みましょう。
中止して受診を考えたい症状
運動中に強いめまい、胸の痛み、息苦しさ、冷や汗、急な頭痛、手足の力が入りにくいといった症状が出た場合は、運動を中止してください。急な症状や強い症状がある場合は、救急要請を含めて速やかな対応が必要です。
また、片側だけ急にふらつく、転倒が増えた、足のしびれや痛みが続く場合は、運動で様子を見続けず医療機関へ相談しましょう。
川崎市宮前区・東有馬で身体のバランスが気になる方へ
川崎市宮前区東有馬のひなた整骨院では、立ち方や歩き方、関節の動き、左右の筋力などを確認し、その方の状態に合わせた運動をご提案します。
「片足立ちが不安」「運動を始めたいが転びそうで怖い」という方も、できる動作から段階的に進めていきましょう。痛みや神経症状が疑われる場合は、施術や運動を優先せず医療機関への受診をご案内します。
※本記事は一般的な健康情報であり、個別の診断や治療に代わるものではありません。
