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症状・疾患

坐骨神経痛のような脚のしびれがあるとき|無理に動く前に確認したいこと

公園を歩く途中で脚の状態を確認するスポーツウェア姿の女性

「腰からお尻、太ももの後ろにかけて痛む」 「ふくらはぎや足先までしびれる」 「座っているとつらく、歩くと少し楽になる」

こうした症状は、一般に「坐骨神経痛」と呼ばれることがあります。ただし、坐骨神経痛は病名ではなく、坐骨神経に沿って現れる痛みやしびれなどの症状を表す言葉です。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、背景にある状態は一人ひとり異なります。そのため、自己流のストレッチや筋力トレーニングを始める前に、症状の出方を確認することが大切です。

整形外科への受診を優先したいサイン

次のような症状がある場合は、整骨院での施術やセルフケアより先に、速やかに医療機関へ相談してください。

  • 脚に力が入りにくい、つまずきやすい
  • しびれや痛みが急に強くなった
  • 尿が出にくい、尿漏れがある
  • 排便の感覚がおかしい
  • 安静にしていても痛みが軽くならない
  • 発熱、強いだるさ、理由のない体重減少がある
  • 転倒や交通事故のあとから症状が出た

日本整形外科学会も、下肢のしびれや脱力、排尿に関する異常などを伴う腰痛は、放置せず速やかに整形外科を受診するよう案内しています。

また、突然片側の手足がしびれる、力が入らない、ろれつが回りにくい場合は、迷わず119番へ連絡してください。

「伸ばせばよくなる」とは限りません

脚がしびれると、強く前屈したり、痛む部分を長時間伸ばしたりしたくなるかもしれません。しかし、姿勢によって神経への負担が増え、症状が強くなる場合もあります。

ストレッチ中や直後に、しびれが足先へ広がる、痛みが増す、脚に力が入りにくくなるといった変化があれば中止しましょう。「痛いほど効いている」と我慢する必要はありません。

診断を受けている方は、医師から伝えられた運動上の注意を優先してください。

日常生活で負担をためない工夫

強い症状や受診を優先するサインがない場合でも、同じ姿勢を長く続けないことが大切です。

デスクワークや車の運転では、無理のない範囲でこまめに姿勢を変えます。立てる状況なら一度立ち、数歩歩くだけでも構いません。

椅子の高さ、背もたれの角度、足裏が床についているかも確認しましょう。「正しい姿勢」を固め続けるより、症状が増えにくい姿勢へ時々変えることを意識します。

痛む場所、しびれる範囲、症状が出やすい姿勢、歩ける時間、力の入り方などを記録しておくと、医療機関へ相談するときにも役立ちます。

運動は症状を見ながら段階的に

医療機関で緊急性のある状態が除外され、運動を行ってよいと確認できた場合は、症状に合わせて少しずつ身体を動かします。

お腹やお尻、脚の筋力は腰を支えるうえで大切ですが、最初から負荷の高いスクワットや長時間の運動を行う必要はありません。

股関節や背中の動き、左右の筋力差を確認しながら、症状が強くならない範囲で進めます。運動後にしびれが広がる、翌日まで明らかに悪化する場合は、運動内容や負荷を見直してください。

川崎市宮前区・東有馬でお悩みの方へ

ひなた整骨院では、症状の出る場所や動作、医療機関での診断・検査内容を確認し、整骨院で対応できる範囲かを見極めます。

受診が必要と考えられる場合は、施術を優先せず医療機関をご案内します。

医療機関で運動を行ってよいと確認された方には、腰だけを見るのではなく、股関節や背中の動き、お腹・お尻・脚の筋力なども確認します。

日常生活で負担が集中しにくい身体を目指し、施術と無理のない運動を組み合わせてサポートします。

※本記事は一般的な健康情報であり、診断や治療に代わるものではありません。

参照元

  • 日本整形外科学会「腰痛」
  • 日本整形外科学会「しびれ(病気によるもの)」
  • 厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」