夜中・朝方に手がしびれる?手根管症候群と受診前に確認したいこと

夜中や朝方に手がしびれて目が覚める、ボタンを留めるなど細かな作業が気になる。そんな症状を「寝方が悪かっただけ」「肩こりのせい」と決めつけていませんか。川崎市宮前区東有馬のひなた整骨院から、手のしびれで確認したいことをお伝えします。
手首の神経が関係することも 手根管症候群は、手首にある通り道で正中神経が圧迫される状態です。日本整形外科学会は、親指・人差し指・中指などのしびれや、明け方の症状を紹介しています。進むと、細かい物をつまみにくいなどの困りごとが出る場合もあります。
ただし、手のしびれの原因は手根管症候群だけではありません。どの指がしびれるかを見ただけで自己診断せず、整形外科などで確認しましょう。
女性に多い時期もあります 日本整形外科学会は、妊娠・出産期や更年期の女性に多くみられると説明しています。仕事や家事の負担が関係する場合もありますが、「使いすぎが原因」と一つに決めることはできません。
育児や家事を優先して相談を後回しにしがちな方も、しびれが続く・繰り返すときは早めに受診を検討してください。妊娠・授乳中の薬や装具の使用についても、医師などへ相談しましょう。
相談前にメモしたい4点 診察で説明しやすいよう、普段気づいた範囲で整理しておくと役立ちます。
- いつから、どちらの手の、どの辺りがしびれるか
- 夜中・朝方・作業中など、症状が出る時間や場面
- 物を落とす、つまみにくいなど、困っている動作
- 首や腕の症状、けがのきっかけ、持病や服薬の有無
わざと強く手首を曲げたり、たたいたりしてしびれを再現する必要はありません。インターネットの誘発テストで病名を確かめようとしないでください。
手首を曲げ続ける・強く握る作業を調整 NHSは、手首を頻繁に曲げたり、強く握ったりする作業を減らすことを挙げています。例えば、同じ手作業の合間に休憩を入れる、道具を握り続ける時間を短くするなど、できる範囲で調整してみましょう。
「すべて止める」ことが難しい場合は、具体的な作業を医師や担当者へ伝え、続け方を相談してください。無理に反対の手だけへ作業を移し、別の場所を痛めないようにしましょう。
サポーターも、強く締めればよいわけではない 診断に応じて、夜間に手首を支える装具が使われることがあります。ただし、手に合わない物を強く締めたり、自己流で固定したりするのは避けましょう。使用する場合は、適した種類や位置を医療機関などで確認してください。
しびれを我慢してストレッチや握力トレーニングを増やす必要もありません。痛み止めだけで様子を見続けず、症状が続く・悪化する場合は受診しましょう。
受診を優先したいサイン しびれが続く、眠りや日常生活に支障がある、物を落とす、親指に力が入りにくい、親指の付け根がやせてきたと感じる場合は、整形外科などへ相談してください。
一方、突然の片側の腕や身体のしびれ・脱力、顔の片側のゆがみ、ろれつが回らないなどは、脳卒中の可能性もあります。このような急な症状は手首の問題と考えず、すぐ119番へ連絡してください。一度おさまっても、受診を先延ばしにしないでください。
川崎市宮前区・東有馬で手の症状が気になる方へ ひなた整骨院では、症状の経過や生活で困る動作を伺います。しびれを肩こりや手の使いすぎと決めつけず、医療機関での確認を優先し、対応できる範囲で作業の負担や身体の使い方を一緒に考えます。
※一般的な健康情報であり、個別の診断・治療に代わるものではありません。画像はデスク作業を中断して休憩する様子のイメージで、検査や治療手技を示すものではありません。
参照元 日本整形外科学会「手根管症候群」 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/carpal_tunnel_syndrome.html
NHS「Carpal tunnel syndrome」 https://www.nhs.uk/conditions/carpal-tunnel-syndrome/
NHS「Symptoms of a stroke」 https://www.nhs.uk/conditions/stroke/symptoms/
